ちなみに 7.2はVS2003、8.0以上は2005しか公式サポートはしてないはずです。
昔はうん万円出して開発ソフトを購入しないといけなかったのだが、FDKくらいなら無償で十分。どうせろくにデバッグできないし・・・。
では、起動時にアラートが表示されるFDKを作成してみます。
- FDKとVisual C++ 2008 Expressをインストールします。
- FDKのサンプルデータをコンパイルします。FDKをインストールしたフォルダの「.\sample\hello」の読み取り属性を解除して、フォルダ内のhello.slnを実行します。(必要であればhelloフォルダをバックアップ)
- Visual Studio 変換ウィザードが出るので「完了」を選択する。
問題なければ下のような画像が拝めるはずです。
- (FM7.2の場合のみ)プロジェクトのリンカの入力設定の特定のライブラリの無視に「LIBC.lib」を追加します。
- ビルド>hello のビルドを選択します。
エラーがなければ.\debug\hello.dllが作成されます。 - maker.iniに作成したDLLを登録します。[APIClients]セクションに下記の項目を追加する。
hello=Standard, Greets user at startup,*fdk_install_dir\samples\hello\debug\hello.dll, all
- FrameMakerを実行します。下図のアラートが出れば完成です。